ブレスキックのボールの置き方の注意点

ブレスキックの際のボールの置き方はどのようにしていますか?
ラグビーボールは楕円形ということもあり、蹴る角度が少しでも変わってしまうと、ボールを蹴る最適な位置も変わってしまうものですね。

 

 

と言う事は、蹴りたい部分で蹴れなくなってしまうということですので注意が必要です。
その為、狙い通りにボールを蹴り飛ばすには、ボールの置き方がとても重要になってくるのです。

 

 

そして、ラグビーの場合はHポールを通ればいいので、まず考えなければいけないのは、いかにボールを真っ直ぐに飛ばすかです。
これはどの角度から蹴るにしても同じです。

 

 

当然、角度があるほどHポールの間が狭く見え、それだけボールを通す幅も狭くなるものですが、狙い通りに真っ直ぐに蹴れるようになれば、どの角度からでもブレスキックの精度もあがり得点を奪うことが出来るようになれるわけです。

 

 

とは言え、ボールの置き方には選手の個性が出るものですが、トップリーブや大学チームのキッカーの6割以上が、ボールを真横から見た場合に、ゴール方向にボールを傾けて蹴るようです。
また、キックの際の正面から見たボールの置き方では、殆どの選手が地面と垂直にボールを置く傾向があるようです。

 

 

ラグビーのゴールキック・プレースキックなどのボールの置き方は、これまで人それぞれ違うと言われていましたが、このことからひとつの傾向があることが分かりますね。
また、狙った方向に蹴る工夫は選手によっても違います。

 

 

例えば、ボールの先端を右ポールに向けたり、方向の目安としてスパイクで後を目印にして蹴ったり、ボールの縫い目に対して垂直に蹴るなど様々です。

 

 

更に、五郎丸選手のキック前の一連の動作であるルーティーンが話題になり、世間一般に知られるようになりましたが、安定したキックを蹴るためには、同様に自己流のルーティーンを作ることも大切です。
五郎丸選手のように独特のポーズを取る選手は殆どいませんが、全てのキッカーが歩数を数えたり、ボールを置いて、ひと呼吸してから歩き出すなどのキック前のルーティーンを取り入れています。

 

 

いずれにしても、まずは自分の蹴り方の特徴を見極め、自分なりのボールの置き方からキックまでを統一した構成にすることが大切でしょう。

 

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