トレーニングで軸足を鍛えよう
ラグビーのキックが上手くなる上で大切なことは何だと思いますか?
それは、軸足を安定させること。
ラグビーでは上半身のパワーアップも必要ですが、そのベースとなる足腰は更に重要です。
走るだけでも強くはなれますが、筋力アップの為にも足腰のトレーニングは欠かせません。
特にキッカーは、プレースキックも含めて、蹴る側の足だけではなく、支える方の足がしっかりしていないと良いキックが蹴れません。
いくら蹴る方の足にパワーがあっても、軸足がぶれてしまえばボールを捉えることも難しくなってしまうからです。
その為にはトレーニングで、軸足に筋力をつけてバランス感覚を高めておくことが必要になってくるわけです。
そこでお勧めなのが、自分の体重を使った片足スクワットです。
この時に倒れそうになったら、バランスや内転筋、お尻の筋肉を意識して行うことで、軸足の安定性が増し、キックの飛距離も方向性もよりグンと良くなってくる筈です。
10回3セットくらいを目安にすると良いでしょう。
自分の体重を使ったトレーニングなら中学生や高校生でも安全ですし、回数を増やしても大丈夫です。
なお、蹴る時に自分のパワーをボールに効率よく伝える為には、お腹に力を入れなければいけないので、合わせて腹筋も鍛えておきましょう。